
「最近、自分の体臭が気になる」
「汗臭いだけじゃなく、なんとなく前より匂いが重くなった気がする」
こうした悩みを持つ男性は少なくありません。
男性の体臭にはいくつかの種類があり、汗臭・ミドル脂臭・加齢臭・ワキガ・頭皮臭・足臭など、種類ごとに原因も対策も異なります。
また、汗そのものは基本的に強い臭いを持たず、汗や皮脂、古い角質などが皮膚上の細菌によって分解されたり、皮脂が酸化したりすることで不快な臭いが生じます。
今回は、男性に多い匂いの種類を整理しながら
・男性の匂いの特徴
・それぞれの匂いの種類と主な原因
・今日からできる対策
をわかりやすく解説していきます!
ご自身の体臭で悩んでいる方、彼氏や旦那さんの体臭が少し気になる、という方はぜひ参考にしてみてください。
男性の匂いの特徴
男性の体臭が目立ちやすい理由として大きいのが、皮脂量の多さです。
一般的に男性は女性より皮脂の分泌量が多く、皮脂が酸化しやすい環境になりやすいため、皮脂由来の臭いが強まりやすい傾向があります。
さらに、汗をかきやすい部位や年齢によって出やすい臭いの種類も変わります。
男性の体臭は大きく「汗臭(ワキ)」「ミドル脂臭」「加齢臭」の3種類に整理されると言われ、年代によって気になり始める臭いが変化します。
男性の匂いの種類

ここからは、男性が悩みやすい代表的な匂いを種類ごとにご紹介していきます。
汗臭・ワキ臭
ベタではありますが、もっとも身近なのが汗をかいたあとに出やすい汗臭・ワキ臭です。
特徴として、新陳代謝が活発で汗をかきやすい10代〜20代で匂いを感じやすいです。
ワキを中心に匂いを発しやすく、お酢やスパイスのような酸っぱい匂いを発することが多いです。
勘違いされやすいのですが、実は汗や皮脂そのものには実は匂いはありません。
かいた汗をほっておくことで、皮膚上に存在する常在細菌が皮脂や汗をエサに代謝し増殖する際に発する排出物が匂いの原因となります。
汗臭やワキ臭の対処法としては、汗を抑えること・殺菌すること が主になります。
汗を抑えることで常在細菌が増殖することを抑制し、殺菌することで常在細菌そのものを減らすことができます。
また、汗をかいてからデオドラント剤を使われる方も多いかと思いますが、正しく効果を発揮するためには汗をかく前に使用しましょう。
特にワキや背中など、匂いが強い箇所は集中的に使用しましょう。
また、入浴時は汗や皮脂を洗い流し、睡眠時も汗を多くかく方は寝る前にデオドラント剤を使用する、朝に入浴して洗い流す、などで対応しましょう。
汗臭・ワキ臭は適度にケアをすることが大事ということを覚えておきましょう!
ミドル脂臭
30代半ばから50代前後の男性で気になることが多いのがミドル脂臭です。
主に 後頭部・頭頂部・首の後ろ から臭いを発しやすく、枕が匂う場合はこちらが原因のことも多いです。
”使い古した油のような匂い”と表現されることもあり、自分では気づきにくいのが特徴です。
これは、常在細菌の一つであるブドウ球菌が、汗の中に乳酸エサとして代謝・増殖した際、”ジアセチル”という不快な臭いを発します。
この”ジアセチル”が中鎖脂肪酸と混ざり合うことでより強くなり、いわゆる”ミドル脂臭”となります。
人によって差はありますが、30代半ば以降から後頭部や首周りに汗をかきやすくなり、また加齢と同時に粘度の高い頭皮の脂を排出します。
ミドル脂臭はこの頭皮脂に蓄積しやすいため、念入りに洗髪や適したシャンプーを選ぶことなどが対策となります。
身近なドラッグストアなどでもミドル脂臭対策向けのシャンプーが販売されているので、気になる方は早速購入してみましょう!
加齢臭
50代あたりから臭いを発しやすいのが、よく聞く”加齢臭”です。
胸や背中など体の中心から発生しやすく、枯草のような臭いと表現されることも。
年齢を重ねるごとに、皮脂に含まれる脂肪酸であるパルミトレイン酸が増加します。
このパルミトレイン酸が待機中の酸素などにより皮脂と共に酸化することで、加齢臭を発します。
加齢臭は皮脂が酸化することで臭いを発するため、シートなどでこまめに皮脂を拭き取ったり、加齢臭対策のボディソープを使うことが対策となります。
また、定期的に洗わない冬物のジャケットなど、臭いが衣類に染み付いてしまうこともあるため、気になる方は衣類用の消臭スプレーなども用意しましょう。
ワキガ(腋臭症)
これまでの体臭とは特徴が異なりますが、ワキガで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
ツンとした独特の臭いを発し、汗をかく以外に緊張時に臭いが強くなる場合も。
最近では、このワキガの匂い対策のために開発されたデオドラント商品も多く存在するので、気になる方は使用してみましょう。
また、セルフケアで改善しきれない場合は医療機関への相談も視野に入れてみましょう。
手術痕が残ることや数日痛みを伴うためことを懸念されている方も多いですが、最近では手術痕も小さく、痛みをそこまで伴わないワキガ手術もあるため、気になる方は検討してみてください。
足臭
特に男性の悩みで多いのが、足の臭い。
個人差はあれど、ほとんどの人が一度は自分の足の臭いが気になった経験があるのではないでしょうか?
その原因はムレ。
通気性の悪い靴を履いている場合など、高温多湿な状態が続くと菌が繁殖しやすくなり、汗や皮脂などと作用しイヤな臭いを発します。
またサイズが合わない靴などを履いている場合も、肌が擦れて雑菌のエサとなる角質ができやすくなるため、臭いの原因となることも。
足の臭い対策として、まずは履いている靴の種類や管理を見直してみてください。
ムレないような通気性の高い靴を選ぶことや、定期的に風通しのよい環境で乾燥させるだけでも効果があります。
また、足専用のデオドラント商品もお手頃に存在するので、こちらもぜひ試してみてください。
こんな場合は医療機関へ

体臭は生活習慣や皮膚環境の影響で起こることが多い一方、病気が関係している場合もあります。
臭い対策をしても全く改善されない、独特な臭いがする、以前より急に臭いが強くなったなどの場合は、医療機関の受診を検討しましょう。
あぶらっぽい皮脂臭を発する・・・脂漏性皮膚炎
尿の甘酸っぱいニオイがする・・・糖尿病
魚臭い体臭・・・魚臭症
など、体臭に影響する症状の可能性も。
まとめ
いかがだったでしょうか?
男性の匂いは、単なる「汗臭さ」だけではなく、年齢や部位によって気をつけるべき臭いに変化が起きたり、それぞの対策も異なります。
自分の臭いが「どのタイプなのか」を知るだけでも、対策の精度はかなり上がるので、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください!